早朝のケージの上。
アビシニアンの るかがいた。

そこへやって来たのは、

くろだった。

くろは るかの匂いを嗅ぎ、

一度タワーの円座に戻ってから、

ゆっくりとケージ上へ脚を踏み入れた。
るかは 終始くろの様子を見ていたが、逃げることはなかった。

少し離れているが、るかの隣へ移動した くろ。
更に、

しぴも登場。

しぴもまた るかの匂いを確認してから、

くろの隣へ。

時間が経つにつれ、猫達の距離は近付いていき、
しぴが加わってから1時間半後には

くろ しぴ るかの猫団子が出来上がっていた。
つづく













